FMDX向け ちょいペ会場

FMDXは強電界はNG

FMDXは、見晴らしが良いロケーションであることが必須。公園の場合は、周辺を見下ろすことが出来る高台にあること。タワーや高層ビルの展望室の窓際でも、大きな成果が上がることがあります。

 

但し、FM放送の送信所が近くに無いことが必須条件。東京都内では、東京タワーや東京スカイツリーの半径十km以上離れた場所でDXをすべきでしょう。余りにも送信所から近いと、東京FMやJ-WAVEなどの局が、本来は放送していない、あちこちの周波数で聞こえている状況になってしまいます。

 

アンテナについて

タワーや高層ビルの展望台で聞く場合、ポータブル機のロッドアンテナで受信する以外に方法は無いでしょう。これでも、受信環境の利が発揮され、自宅でALA-1530シリーズのアンテナを通信型VHF受信機に接続した場合を上回る成果が出ています。

 

屋外で受信する場合は、若干、事情が変わってきます。その気になれば、3エレ程度のFM用アンテナなら、ちょいペに持参することだって不可能ではありません。

 

但し、ポータブル機にFM用アンテナを接続する場合には、接続方法に注意が必要です。

 

通常、ポータブル機のアンテナ端子は、短波(一部に中波も)に限定して作られているのが殆ど。そのため、ロッドアンテナに接続してしまうケースが見受けられます。

 

ところが、一部の機種はロッドアンテナで受信した信号の場合に、高ゲインで信号UPしているため、外部アンテナをロッドアンテナに繋げて受信。すると、ポータブル機のアンプ部が壊れてしまった。そんな経験をしたというBCLもいるという記事を見掛けました。・・・但し、それは中華ラジオだったそうですが。

 

ポータブル機にFM用外部アンテナをつなげるかどうかは、アンテナのゲインなどを考える必要があるようです。